今日は、色の特徴を表す3つのものさし「色の三属性」の3つめ、『彩度』のお話です。

彩度・・・？　聞き慣れない方が多いと思います。『彩度』は色の鮮やかさの度合い。この度合い・程度が、色の強さ・弱さ、派手・地味という印象に繋がります。

彩度が高い色はハッキリ、鮮やかに見えます。彩度が低くなればなるほど、黒やグレイなど、色みが感じられない無彩色(モノトーン)に近づきます。

たとえば　絵の具のチューブから出した赤は混じりけがなく、とても鮮やかです。それに様々な色を混ぜれば混ぜるほど、元の赤は弱くなります。イメージしていただけますか？

洋服で人気があるベージュやグレイは、彩度が低い色です。

パーソナルカラーでの彩度はお顔の肌色と、お顔立ちの見え方に繋がります。

彩度が高い鮮やかな色は、お顔の色みが強く、濃く、しっかりと見えます。お似合いの方は、華やかで目鼻立ちがクッキリ見えます。似合わない方は色ばかりが目立ったり、派手に感じられて、品良く見えません。

彩度が低い淡い色はお顔の色みが主張せず、均一に見えます。お似合いの方はお肌に均一感が感じられて、お顔全体がスッキリ上品に見えます。似合わない方は弱々しく、物足りない印象を与えます。ぼんやりして、地味な感じがします。

あなたに似合うのは　彩度が高い鮮やかな色でしょうか？それとも、彩度が低い控えめな色でしょうか？彩度によって、お顔の印象がずいぶん変わります。

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